GOKIBIRU 2014 30k TRAIL 1/2

滑登走@Tatsuyaです。
 
次は私の番ですね。 
GOKIBIRU レポート
 

「よっしゃー 海に出たぜー!」

 
海岸線のロードに出た時点であと25分 

ゴールまでは、あと4kmだからキロ6分で
走ればギリギリ間に合う。

ペースなんて もう分かんないけど、
とにかく歩かなければいけるかも。

でも、復路は登り坂、
おまけに日本海の向かい風ときたもんだ。

それでも自分のゴールをイメージ出来てる人は
強いよね。
 
疲れはピークで、顔はやつれてボロボロなのに、
目だけはニヤニヤしてるのが
自分でもよくわかる。

竹内さんも小宮山さんも抜いちゃって、
もしこのペースで4時間切ってゴールしたら

 
俺ってもしかして、
 

 
「メッチャすごいじゃない!
 
  これってカッコいいじゃない!」

 
 


10月26日
GOKIBIRU 30k TRAIL RACE に出場しました。
 

天気は最高の秋晴れ レイヤリングにあれだけ
迷ってたのに結局はTシャツ、ショートパンツ 
 
言い訳できない最高のコンディション
 

7時に現地入りした僕らは受付を済ませて、
相変わらず周りにビビりながらも
 

「ルスツで50km経験してるし、
  気持ち的には楽だよね」
そんな余裕をぶちかましてる滑登走@Takaを
横目に周囲を見渡すと、
 
サロマメンバーの小宮山さん発見!  
 
しかもチャレンジTシャツだし!
しかもトレイル用じゃなくて普通のランニング
シューズだし!
持ち物ペットボトル1本だけだし!
 
さすがです。だって小宮山さんはサロマ100kmを
9時間台で完走するという僕らとは次元の違う人
なんです。 尊敬するスーパーアスリートなんです。
スタート地点では、またまたサロマメンバーの
竹内さんとバッタリ再会
こちらもサロマを10時間台で完走してるスゴイ人
 
9時間台と10時間台と、、、
リタイヤ2回の僕と、来年初挑戦のTaka、、、
 
でもお二方は初トレイルだって言うし、
 
 
「だって、勝ち負けじゃないし!」
 
 
◎いよいよスタート
小宮山さんはもう見えません。
最前列を陣取ってそのまま遥か彼方へ
序盤はスキー場を2回の登り降りの2km、
そこから海岸線のロードが4km、
濃昼山道と呼ばれるトレイルが往復で20km、
また海岸線に戻って最後のロード4kmでゴールという
総距離30kmの道のり
 
ロードでは竹内さんが前を走っていて、
僕は後ろからついていく感じ
 
調子いいし抜こうかな でも抜くからには、
それなりのペースでいかなければ、
 
そう、誰もが思うこと。 
 
抜いたあとにすぐペース落ちてまた抜かれるのって
 
カッコ悪い  って、、、
 
 
「でもトレイルでは僕が先輩ですから!」
 
 
抜いちゃった 
 
 
しかもペース上げちゃった ふっふっふ
◎8km地点 
抜いてすぐ山道に入って本格的なトレイルレース 
 
 
先ずは登りだ 行くぜ!
 
 
   抜かれたよね(笑)
 
の 登りは無理しないで い いこうかな 
 
 
   息が荒いよね(汗)
 
トレイルの先輩は、意地でもついて行こうと
暫く頑張りましたが、、、
 
 
   置き去りだよね(泣)
去年のタイムは4時間28分 
去年の自分を超えるべく、
 
目標は4時間切り 夢のSUB4
 
 
作戦は、限界を感じる前に歩く!積極的に歩く!
攻めの歩き!兎に角歩く!
 
つまりは絶対に止まらないという事、
疲れても、歩いて動き続けるという事
 
 
名付けて
「サロマで出会ったプレイボーイが言ってたよね作戦」
 
 
実際、登りは疲れ切ってフラフラ走るのも、
速歩きで進むのも大差はつかない。
 
 
それより下りだ 
 
 
去年は折り返し後の「帰り」は速かったけど
前半の「行き」は調子が悪かった。
 
だから去年より速く走るポイントは「行き」
 
その下りが勝負どころだと最初から分かっていた。
 
 
◎11km地点 山頂ピーク 
ついに来たよ ここが4時間切りの最大ポイント
 
行くぜ最速ダウンヒル!
落ち葉のクッションで走りやすいトレイルってことも
あって、けっこうなスピードでかけ降りる。
 

何度かコケた。 
 

いや、コケるくらいのスピードで下っていった。
 
こういう展開のために選んだシューズ ドロップ差ゼロ
クッションよりもスピード重視
 
INOV8 TRAILROC235 軽いよ!薄いよ!

秀岳荘で安かったんだよ!
途中、トップの人とすれ違う、もう折り返してきた。
やっぱすごいわ!
 
更にスピードを上げて、麓近くまできた時に
小宮山さんとすれちがった。
 
折り返してくる人は、当然登りなわけで、
さすがの小宮山さんもキツそうだ。
 

「頑張って下さい!」
 

いやいや頑張るのはこっちの方だ。
 
でも下りでスピードにのって、調子にのってる(笑)
 
ランナーズハイとクライマーズハイが同時にやってきた
くらいに体が軽い。
一気に麓の町までたどり着いた。

折り返しからの後半戦は次回、GOKIBIRU 2014 30k TRAIL 2/2 へつづく