2015 SAROMA完走記

 

 

 

ゴールまであと1k

 

バックパックからチームフラグを取り出した時、
ボクは後輩メンバーから一番ツラい時に読んで欲しいと渡された手紙をまだ開けてないことに気がついた。
 
ここまで全速力で走って体力の限界
今まさにその時だった。
 
どんな言葉でも泣く準備は出来ていた。
手紙を開けて書いたあった言葉は、
 
”グズグズすんなよー!”
 
おい!
 
「俺、今が人生で一番グズグズしてねーよ!!!」
 
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「グズグズすんなよー!」
 
最近ボクがメンバーによく使う言葉。
メンバーを鼓舞し、ケツを叩くのはボクの役割り。
メンバー同士でもよくこの言葉でののしり合ってる(笑)
 
[グズグズする]
戸惑う、尻込みする、二の足を踏む、
一歩を踏み出せない、気持ちが揺れる、
躊躇する、男らしくない(類語辞典より)
 
5月まで絶好調で月間300k、練習レースとして富士五湖を完走。サロマのために走力も気持ちも完璧だった。
 
1ヶ月前、股関節をかばっていたら脚を痛めた。
 
2週間前、美唄RUN60kアキレス腱はあっさり再発した
更に人生初の過呼吸で救急病院送り。
チームに迷惑をかけた。  
このWショックで実はすっかり意気消沈していた。
 
1週間前、小樽運河ロードレースは、ボクだけが応援だった。走らなくてもいい事に本当はホッとしていた。
 
そうしてる内にサロマへのカウントダウンが始まった
 
直前まで追い込んでたTaka、Rino、Shihoがもどかしかった。
 
Shihoに大丈夫かと聞かれた。
それは脚でも体でもなく気持ちがだった。
 
完全に見透かされていた。
 
ボクは、「グズグズしていた。」
 
 
【出発の朝】
早朝、集合場所に到着するとものすごいサプライズが待っていた。なんとチームの後輩達がユニフォームを着て見送りに来てくれた。
一番キツイ所で読んで欲しいという手紙を1人1人に渡された。

 
頑張ってこいよー と肩をバシバシ叩かれるのもいいが
照れくさそうに手紙を渡す後輩たちの姿には思わず感動
 
[Wikipediaより]
チームとは、他人の意見に耳を傾け建設的に反応し、時には人の主張の疑わしき点も善意に解釈し、彼らの関心ごとや成功を認めるといった価値観が集約されたチームワークが存在し、その成果は集合的作業成果による共同の貢献が含まれるので、グループのそれより大きくなる
 
難しい言葉は円陣という形で表現された。
「7つのメダルをカナラズモチカエル!」
 
自然に出たフレーズはサロマで何回、何十回と口にする事になる。
 
個人戦ではなくチーム戦になったこの瞬間に吹っ切れた
 
「グズグズしてる場合ではない」
 
 
【START5:00】
気温8.9℃の肌寒い朝、制限時間13時間、100kの長旅の始まり。
 
スタートグリッドでは合言葉のように声を掛け合う。
 
「ワッカで会おう!」
「全員完走!」
「7つのメダルをカナラズモチカエル!」
 
 
【〜10k】
最後尾からのスタート。  
メンバー全員を前に送り出す。
 
脚が温まるまでは飛ばさない。  
富士五湖と同じ作戦だった。
そんな中、超スローペースのメンバーを発見。  
 
Takaだ。
 
Takaは本来、絵に描いたような男性的な走りのはず。
いけるときにいき、落ちるときは見事に落ちる。
ボクと同じ。
それが今回に限って自分で作ったタイムテーブル通りに坦々とした女性的な走りに専念している。 
 
富士五湖で初ウルトラ初完走をしたHiroshiを見ているようだった。
何故だろうこの時点でTakaはいけるような気がしてた
 
少し前を走るRino、Takaに続いて最後尾のボクが10kを通過
 
 
【〜20k】
トイレに行くTakaをパスし、エイドでもたつくRinoをパスする。
 
そろそろ前に出ようか。
 
前兆なしにいきなりきた。
またアキレス腱が再発。
痛みよりショックの方が大きい。
なんせまだ13k程だったから。
 
予想を上回るペースでTetsu、Shige、Shihoが折り返してきた。
仲間とのハイタッチが嬉しい反面、大差がついている事に驚く。
 
そんなにこっちのペース落ちてるの?
 
気温の低さからめずらしくトイレへ。
 
TakaとKentaに抜かれて20kを踏む。  
 
 
【〜30k】
すぐにTaka、Kentaに追いついて、しばらくワイワイ一緒に走る。
この辺りは多くのRUN仲間とも会えたポイントだった
痛みがゴマかされて助けられた。
 
助けられたと言えばLINEもそうだ。
ご存知スマホの連絡ツール。
なんと滑登走は走りながらこれを使う。
 
最初は走りながらなんて無理と言っていたメンバーも
特にウルトラにおいては必須ツールになっている。
 
「今30k」「頑張れ!」「ワッカに入った!」
「すぐ追いつく」「泣きそう」「何分前?」
「私の前だれ?」「ペース教えて!」「あきらめんな」
「今、登り坂キツイ」「ここまでこい!」

応援だけではなく、お互いの位置も知らせる。

 
滑登走は全員の位置を把握しながら走っているのだ。
 
走っている7人だけではなく、札幌や東京で応援しているメンバーもLINEに加わる。 
 
15人全員でサロマを走っていた。
 
 
チームが掲げる「冒険の共有」
 
Movieだけではなく、実はこんなところにもあったのだ
 
先行する3人とは更に差が開いて30kを踏む。
 
 
【〜40k】
前に3人、ボクら3人、その後ろにRino
この状況がまだ続いていた。
 
ボクら3人は撮影しながら、仲間を襲撃しながらとにかくワイワイ。
脚の痛みはあったが体の疲れは全くなかった。
むしろ絶好調
 
そんな中、しびれを切らして前に出たのはボクだった。
このままだとフルの予定タイム4:34:00を下回るからだ
 
ゆーすけに追いつき、しばらく並走するがエイドで見失った。
 
ボクは相変わらずほとんどのエイドをパスし続けていた
 
サロマには30数箇所のエイド、給水ポイントがある。
1箇所に2分かければ合計1時間にもなる。
もしくはこの2分を挽回するにはキロ30秒詰めても4kmかかる。
 
そのために脂肪を残しつつの減量をした。  
恐ろしく燃費がいい。
 
ただ、どうしてもパスできないエイドがある。 
大自然にそぐわないその妖艶かつセクシャルなカラーリング。遠目で見ても分かるその存在感。
その誘惑には打ち勝てる気がしない
 
「ボクはリボンナポリンが大好きだ」
 
40kを踏んだ時、3人との差はその日最大の37分にまで開いてた。
それは距離にして6km以上にもなり、焦りを誘った。
 
 
【〜50k】
フルのタイムは4時間29分     過去最低のペース
13時間で組んだタイムテーブルの5分前に通過
これは目標タイムではない、自分で設定した最低ラインだった。

 

いや時間ではない、問題は脚だった。
走ってるうちに治ると思ってた痛みをここまで連れてきてしまった。
 
フルまで好調だったKentaがここで急激に落ちた。
ロングの練習を共にしてきたKentaのランの性格は知っている。
一度ペースが落ちると戻らない、、、
 
ここで頑張ってこの先の坂はいっそのこと歩けばいいさ
Kentaとはここまで、、、
 
「必ず、ワッカで会おう!」
 
そして目の前にサロマ名物の地獄坂がやってきた。
 
 
【〜60k】
50kを超えた頃、先行の3人は55kの大エイドにいた。
 
坂道は得意だったので少し詰めれた。  
 
それでも30分先、5k先
足の痛みが引いてきた。
少し冷静になって後半の作戦を考える。
 
30分先という事は1800秒差、1km当たり30秒詰めていけば、ここから60k先でメンバーの先頭を走ってるShihoに追いつける。
 
「うんうん 先頭に立つのは110k地点だな、、、っておい」
 
1km当たり1分詰めれば30k先の80kで追いつく。
これが現実だった。 あまりにも先が長い。
 
ボク達の目標は全員が完走して7つのメダルをカナラズモチカエル
 
当然、勝ち負けではないのに何故そこまで先頭にこだわるのか?
 
それは後ほど話すとしよう。
 
55kの大エイドはすぐに出発した。
ギアチェンジ!  ペースをおもいっきり上げた。
 
速いペースはいつものフォアフットに戻しフォームを改善させた。
 
そうしてアキレス腱の痛みは消えていった。
 
 
【〜70k】
LINEを確認すると先行の3人は既にバラついていた。
どうやらこのペースでいけば最初に追いつくのはShigeのようだ。
 
魔女の森の日陰を利用して更にペースを上げて走った。
 
驚いたことに森を抜けた所で早くもShigeに追いついた
 
前半の飛ばしすぎで予想はしていたが、目の前のShigeは完全にその予想を超えていた。
膝が痛いらしく、ほとんど歩いてるスピードだった。 

 

しばらく並走して引っ張りたいところだが、
痛み止めを渡すことしか出来なかった。   
 
必ず復活してほしい。
 
「ワッカで会おう!」
 
 
状況を整理するためにLINEを確認した。
 
後からその晩の打ち上げで話題になったあの空白の時間
 
それがここだった。
見ればLINEがあがっていない。 
皆んなツライ時間帯なのだ。
 
「LINEの余裕、撮影の余裕!楽しめ!それが一番疲れないから」
 
そう言ってるボクも追撃に必死でLINEが出来てない。
 
そんな中、ちゃんとLINEしてるメンバーがいた。
 
ShihoとRinoだ
 
Shihoは先頭で決して弱音を吐かず、時には皆んなに激を飛ばし、Rinoは最後尾から走り続けている事をみんなに伝え、全員完走の可能性を守っている。  
 
男性陣はと言えば、その2人に挟まれて朦朧と走っているだけ。
 
このレース展開だけではなく、実は日頃もこんな感じだったりする。
 
後輩たちに言わせると、Shihoにはお姉さん要素があり、Rinoにはお母さん要素があるという。
 
滑登走はこの2人に支えられている。
全くもって同感だ。
 
 
さてさてレースの話に戻そうか。 
 
次に追いつくのはTetsuのはず。
 
斉藤商店を超え、ペースを上げて追撃する。
 
ワッカの手前までには追いつきたい。
 
 
【〜80k】
75k 鶴賀の手前でサポートしてくれているりんごちゃんにTetsuの位置を聞くと、すぐ前にいるとの事
 
鶴賀ではそうめんもお汁粉にも手をつけなかった。
 
ここで唯一 口にしたもの、それは痛み止めの薬
ワッカで薬が効くようにここで飲んでおく。
 
ほんとは80kワッカ入口の予定だったが数kmが耐えられなかった。
 
77kでついにTetsuに追いついた。
 
本音を言うとこっちも辛かったのでワッカまで並走したかった。
しかし、Tetsuも予想どおり前半の飛ばし過ぎでへばっていた。

 

前半のハイペースすごかったなー。
前半の頑張りがあったからこその貯金だよ。 
ここからはゆっくりでも完走できるから。
甘い言葉で気が緩むのがTetsu。
そんな言葉をかけるはずもない
 
「そのユニフォーム着て、だらしない走りすんじゃねーぞ!」
 
さらば相棒  「ワッカで会おう!」
 
その時、先頭のShihoはワッカに入っていた。 
 
3k先  必ず追いつく!
 
 
【〜90k】
80kのスペシャルドリンクはパス、エイドもパス。
ワッカ入口の登り坂を駆け登る。
 
痛み止めが効いていた。
元気なうちに早く追いつきたい。  
 
そう、元気な状態で。
 
去年のワッカは意識朦朧、頭は真っ白。
いわゆる瀕死だった。
その時、チームでワッカに入ったのはボクとShihoだけ
 
先行してワッカを折り返してくるShihoにハイタッチどころか声すら出せなかったのを覚えている。
 
去年のShihoの完走記には、あの時のアマタツさんの表情が忘れられない的な事が書いてあった。
 
「ワッカで会おう」 なんて言っておいて、あの状態はほんと申し訳なかった。 
 
そう思って1年。
 
だから今年はワッカで元気な状態でShihoに会う事が、
完走以外のもう一つのリベンジだった。
 
距離はどんどん詰まり、Shihoがワッカを折り返した直後、「ワッカで元気に会おう! 」    
 
ついにリベンジ達成!
 
思えば55kの大エイドからずっとハイペースでぶっ飛ばしてきた。
 
もうゴールした気分だ。
 
疲れ果てた、感無量ってやつだった。
 
 
【ミッション】
ボクもすぐに折り返してShihoに追いついた。
 
最後尾からやっと90kで先頭に立てた。
 
何故ここまで先頭にこだわって走ってきたのか?
 
チーム滑登走の直前の飲み会でこんな話しになった。
「富士五湖のHiroshiみたいにチームフラグを掲げてゴールしたい」
 
富士五湖では最初にゴールしたボクがHiroshiにフラグを渡した。
 
「誰が持つの?」 
 
「ゴールで応援してるりんごちゃんに預ければいいんじゃない?」
 
「スタートからフラグをゴールまで運ばないと意味ないでしょ」
 
  ・・・
 
「それ先頭の人、超重要じゃん」
 
「で、誰が持つの?」
 
チームフラグをスタートからここまで運んでやっと先頭になった。バックパックに入ったこのフラグミッションの重圧はすごかった。
ここからはワッカの景色を堪能し、ビクトリーロードを楽しもう。
そして残りの10kはShihoと走り、一緒にゴールでフラグを広げよう。
 
しかしサロマはドラマであり、女神は鬼と化した。
 
ここからの展開を誰が予想出来たであろうか。。。
 
 
【90k】
90kまで必死にだったから時計を全く気にしてなかった。
 
余裕のサブ12 もう少し速ければサブ11獲れたかもね
 
サブ11まで残り65分だった。
 
「アマタツさんならいけるよ!」
 
「は?」
 
 
何度も言うがボクはここからの10kはワッカを楽しみ、
Shihoとゴールする気満々だった。
 
「代表なんだからいける!」
 
「へ?」
 
いつもの10kではない、
既に90k走ってきたんだよボク、、、
 
「サブ11獲ってきて!」

 

最後の2kビクトリーロードはゆっくり噛み締めながら走りたい。
 
となるとキロ5分ちょっとで走るの? 
 
え? ここからそのペース?  
 
もう脚が売り切れですよ!
 
本人いたって真面目な顔をして言っている。
どうやら本気のようだ。
 
男というのはそういうのに弱く、
実に単純な生き物なわけで、、、
 
「じゃ 獲ってくるわー!」
 
まさか、まさかである。
サロマの、しかも90kからShihoチャレが始まるとは思わなかった。
 
 
【〜99k】
走りまくった。
すれ違う仲間とハイタッチしては全速力の繰り返し。
 
念願の滑登走メンバーとのハイタッチはテンションが上がる。
 
Tetsuがきた。あそこから極端に落ちなかったようだ
Shigeがきた。あの状態からよくぞ復活してくれた。
Takaがきた。ずっとペースを守れてたみたいだ。
Kentaがきた。去年のリベンジを果たせてよかった。
 
そしてまた全速力で走った。
 
ついにきた!  
最後はRinoだ。  
半泣きだ。
 
「15時までにワッカ」 
 
リミットギリギリだったが約束を守ってくれていた。
 
チームの先頭のボクと最後尾のRinoがワッカで会った
 
これでRinoも全員と会える。
 
つまりこれは、「ワッカで会おう!」
チームの約束が現実のものとなる事を意味していた。

 

これでメンバーの心配は要らなくなった。
たぶん全員がゴールに来てくれるだろう
 
あとは記録。
 
完走とメダルともう一つ、ここまできたらサブ11が欲しくなった。
これを獲って過去2回のリタイヤを帳消しにするのだ。
 
周りがゴールを確信して、噛み締めながら走っている横を手をパーにして走った。
 
ワッカであんなラストスパートきってる人なんて見た事ない。
 
最後のエイドは大人気だ、のんびり水分を補給し、
スイカを食べてる。 オレンジも美味そうだ。
  
みんなゴールを確信し、健闘を称え合っている。
その横を全速力でスルーして走り抜ける。
間違いなく異様な光景だったと思う。
 
どこまで走ろうか?
残り1kまではこのまま全速力でいこう
 
そしてついに残り1kの看板が見えた。
 
そしてボクはここで例の手紙を開けた。

 

【〜ゴール】
ゴール手前、バックパックから約束のチームフラグを取り出した。
 
そしてチームのフラグを掲げた。
 
他チームからの声援がありがたい。
 
時計を見た。
 
サブ11を確信した。
 
ゴールが見えた。  
 
3年かかった感動のゴール
 
サブ11のおまけ付きがなんとも嬉しい。
終わってみれば、最後の10kがそのレースの最速ラップだった。
 
メダルをもらった。
 
そこから逆走した。
まだ、終わってない。
 
このフラグを次にゴールするShihoに手渡すまで。
 
そしてShihoがフラグを掲げてゴール。

 

サブ11を獲れたことを告げると自分の事のように喜んでいた。
 
鬼が女神に変わった。
 
自分のゴールよりメンバーの完走の方が嬉しい。
それはそのあとにメンバーが続々とゴールした時にあらためて思った。
 
LINEからコメントが続々と入る。
応援メンバーも盛り上がっていた。
 
走ってるメンバーも残り何kmとコメントを入れてくる
 
よかった。余裕があるようだ。
 
Tetsuがゴール、Shigeも、Takaも感動のゴールを迎えた。
そしてボロボロになりながらKentaもゴール。

 

 

チームワークとは、お互いの欠点を補ない、助け合うことではなく、個々が結果を出し、チームとして大きな結果を生み出す事をいう。
 
ボクらの大きな結果、、、
 
それは7つのメダルをカナラズモチカエルことに他ならない。
 
待ちきれずRinoを迎えにコースをさかのぼった。
 
そしてついにRinoがやってきた。  
 
7つ目のメダルがやってきた。

 

いつだったかRinoが言っていた。
 
自分はたぶん遅いから、みんな先にゴールしてて、
私のゴールを待っていてくれてる。  
 
いつもそんな妄想をしてると、、、
 
 
それが現実となった。
 
Rinoがついにゴール。  
 
チーム滑登走が全員完走を達成した瞬間だった。
 
 
 
【あとがき】
 
〜70k   1:35:00
〜80k   1:24:02
〜90k   1:18:39
〜100k 1:28:18
 
7つ目のメダルは制限時間13時間の9分前でした。
 
70kは見ての通り、ラスト10kもギリギリの状態。
 
でも90kの区間だけは持ち直しました。
 
これが無ければ危うかったかもしれませんでした。
 
そうです、メンバー全員と会えた、あのワッカでした。
 
・・・
 
 
「ワッカで会おう!」
「全員完走!」
「7つのメダルをカナラズモチカエル!」
 
全ての約束を果たす事が出来ました。
 
これがボクたちの「冒険の共有」です。
 
サロマが終わりました。
 
ここからはそれぞれのペースで日々を過ごすでしょう。
 
それでも1年後、またこの地で想いの共有を出来たらと
思います。
 
関わったすべてのチームとランナーの皆様に敬意を表すとともにチームを代表し、感謝の言葉を添えさせていただきます。
 
 
最高です。
 
ありがとうございました。
 
滑登走@吉川達也
 

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コメント: 3
  • #1

    八重樫輝彦 (水曜日, 15 7月 2015 21:12)

    もう、何回読んでも感動です。やり取りが素晴らしいメンバーです。ワッカにメンバー皆さんが、入った、ワッカで仲間を励ましたストーリー。思い浮かびます。ゴールも感動です、素敵ですね✨

  • #2

    ニシシ (水曜日, 15 7月 2015 23:26)

    凄い!
    ミッション達成おめでとうございます!

  • #3

    りんご (木曜日, 16 7月 2015 02:35)

    滑登走のみなさん、本当にお疲れ様でした。
    皆さんのチームワークは本当に素晴らしい!!
    私も今年は皆さんの応援をできてすごく楽しかったし、嬉しく思います✨
    そしてshihoちゃん、去年私を見つけて覚えてくれててありがとう✨
    自分の応援が少しでも誰かの役に立てたと思えて本当に嬉しかったよ。

    5年間サロマの応援をしてきてきっと今年でサロマの応援は最後になると思うけど本当に素敵な思い出ができました✨

    たくさんの感動をありがとうございました✨